国内最大級サイズのサンプル撮影が可能
最大φ1,000mm x 1,370mmサイズ,100kgのサンプルを,450kVミニ/マイクロ,240kVマイクロフォーカスの3線源で撮影可能。大型Al・Ti鋳物や大型FRP部品などの非破壊評価を,国内で迅速に実施することが出来ます。
X線CT装置を使って,撮影サンプルを三次元デジタルデータ(3Dデータ)に変換します。大型サンプルの高精細撮影や中小型サンプルの計測グレード撮影に対応しています。
サンプル内部に存在する,空隙(ボイド)や介在物,組織・構造の乱れなどを非破壊で評価します。超音波やX線透過では評価が難しいサンプルにも対応出来ます。
可視光を使ったスキャナが苦手な生物体表の微細構造,軟質・透明材の形状を3Dデータとして取得出来ます。また,3Dプリンターで出力可能な形式(STL等)に変換します。
CMMで用いられるタッチプローブやレーザスキャナ,ステレオカメラなどではアクセスすることが難しい,サンプル内部や複雑形状を3次元的に計測することが出来ます。
軽元素で構成される中・小型樹脂部品の内部状態の評価,寸法評価などに多く利用されています。また,小型のモータ,バッテリ,電装部品,電子基板などの非破壊評価にも使用されています。文化財,生体サンプル,軟質材などのデジタル化にも適しています。
Additive Manufactureing(AM),MIM部品の内部状態の評価,Al,Ti鋳物のボイド,シュリンケージ,溶接欠陥などの評価に利用されています。また,Ni合金翼や小型油圧機器,センサ類,大型FRP部品,大型文化財などの内部状態の評価にも適しています。
大型FRP部品,大型Al・Ti鋳物,車用ダンパー・シャフト,タイヤ,ギアケースなど,中・大型サンプルの内部評価に適しています。解像度が低いですが,透過力が高く/光量が多く,撮影時間は450kVマイクロフォーカスCTと比べて非常に短くなります。
最大φ1,000mm x 1,370mmサイズ,100kgのサンプルを,450kVミニ/マイクロ,240kVマイクロフォーカスの3線源で撮影可能。大型Al・Ti鋳物や大型FRP部品などの非破壊評価を,国内で迅速に実施することが出来ます。
独エンジニアリング規格VDI/VDE2630に準拠した計測用マイクロフォーカスX線CTを利用可能。中・小型樹脂部品や小型金属部品の寸法評価だけではなく,高コントラスト分解能と幾何学ボケの少なさが要求される複合材内部評価に最適です。
航空宇宙分野における20年以上のX線CT運用・ソリューション提供の実績。年間2,000回以上のX線CT撮影を実施。材料試験片,樹脂・金属素材,ASSY部品,電装部品など,多種多様なサンプルに対して高品質なデータが取得可能です。
航空宇宙・非破壊エンジニアによる,X線CT撮影・ボリューム解析のオペレーション,レポート作成。NAS410レベル3検査員資格を保有するエンジニアによる丁寧な技術相談・案件依頼までのサポートを行います。