よくある質問と回答

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X線CTでどのようなことが出来ますか

大きく区分して,以下の3つを行うことが可能です。

(1)サンプル内部状態の可視化(→Visualization(可視化))
(2)サンプルに含まれる空隙や異物/介在物の観察,抽出,定量(→NDT(非破壊評価))
(3)サンプル内外形状の計測,抽出,CADデータ変換(→Measurement(計測))

いずれもサンプルを破壊せずに行えることが特長で,機械試験前後での状態比較や希少サンプルのデジタルデータ化,リバースエンジニアリング,力学シミュレーション用ベースデータの取得などにも利用出来ます。

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撮影データの出力形式について

X線CTで取得出来るデータは,撮影対象のX線透過像(2D)を3次元再構成したボクセルデータになります。またボクセルデータからは,任意位置の断面画像(2D)を出力したり,境界面定義をした後にSurface Meshデータ(STLなど)を出力することが出来ます。加えて,3Dレンダリング像や断面画像に関する動画を作成し,出力することが出来ます。

具体的なデータ形式としては,以下をご提供することが出来ます。
(1)断面画像: JPEG,TIFF,DICOM,2D RAW
(2)ボリュームデータ: RAW(VOL),TIFFスタック,DICOM
(3)Mesh: STL,IGES,STEP
(4)動画: AVI

ボリュームグラフィクス(株)のVGStudioMAX,myVGLをご利用されている方には,VGI,VGL,RAW(VOL),プロジェクトファイル,パック形式でデータをお渡しすることが可能です。日本FEI(株)のAvizo,Amiraなどをご利用されている方には,Am,ToGoなどの対応形式のデータをお渡し可能です。

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出力データの送付方法について

データ種類・容量に応じて,以下の方法・デバイスでお送りさせて頂きます。

(1)断面データ(5MB以下): 電子メール,CD-R
(2)断面データ(5MBを超える),メッシュデータ: CD-R,DVD,USBメモリ
(3)ボリュームデータ,動画: DVD,Blu-ray Disc,HD,SSD,USBメモリ

オンラインストレージでのご送付については,セキュリティリスクの観点から対応しておりません。また,ご要望に応じて送付データに対する暗号化(AES-256形式),パスワード設定(PWは別途メール送付)に対応致します。